面会交流支援全国協会設立記念シンポジウム
2019年2月3日
目次
「子どものための面会交流支援~イギリスから学ぶ~」報告書
報告書(web掲載版)は【こちら】からダウンロードできます。
Web版には当日配布資料が掲載されていません。ご希望の方は,お問い合わせください。
【設立記念シンポジウム報告書の刊行に寄せて】
面会交流支援全国協会は、子どもの権利を実現するための当事者支援のあり方について、客観的な根拠に基づいた提言を行います。提言に関わる研究を逐次、研究報告書として刊行します。
第1号は、2019年1月10日、早稲田大学8号館で開催した、面会交流支援全国協会設立記念シンポジウム「子どものための面会交流支援~イギリスから学ぶ」から、高田恭子(大阪工業大学准教授)「英国面会交流制度の展開」、エリザベス・コー(英国子ども交流センター全国協会〔NACCC〕代表、当協会顧問)「認証制度の必要性と立上げ時の課題」と当日の質問・回答です。
当日参加された方はもちろん、参加されなかった方も、この報告書から、英国の面会交流支援の取組みの経緯、現在の仕組み、課題を詳しく知ることができます。前提となる家族の法制、家族観、宗教観などの相違を認識しつつも、日本の面会交流支援活動にとって重要な示唆に富むものと思います。私たちは、当協会の顧問に就任いただいたコーさんと連絡を取りながら、英国の認証基準などを摂取し、日本の面会交流支援団体のみなさんと協力しながら、面会交流支援認証基準を作成していきたいと考えています。
面会交流支援全国協会
理事長 二宮 周平